きよみ館2階ホールには清見中生徒の作品や地域の人々による書・絵画・写真・立体作品、JAひだ女性部「かたくりの会」による木目込み人形などが勢ぞろい!
訪れるみなさんの目を楽しませています。
2月1日(水)からは、清見小学校・清見保育園の子どもたちの作品も仲間入りします。お楽しみに!
6月14日(火)、きよみ館にて14回目のきよみ寄席を行いました。
今回の出演者は、真打の春風亭三朝師匠と二ツ目の金原亭馬久さんです。
三朝師匠は大分県出身。平成26年の「NHK新人落語大賞」をはじめ、数々の賞を受賞。第一線を走り続けている、屈指の実力派です。
渋い声の馬久さんは東京都の出身。落語界の名跡、金原亭馬生一門ならではの端正な落語に定評があります。尚、馬久さんの奥さんは令和元年のきよみ寄席に出演した、春風亭一花さんです。
開口一番は馬久さんによる「そば清」。蕎麦好きの男が大食いで賭けをする話です。馬久さんの蕎麦を食べる巧みな演技は無性に蕎麦を食べたくなるほどです。
お次は真打登場!三朝師匠の出番です。よく通る声でひょうひょうとした雰囲気をまとう三朝師匠。「枕」でがっちりと観客の心を掴んだかと思えば、あら不思議。あっという間に江戸落語の世界へと誘われます。
演目は春風亭一門の十八番のひとつ「唖の釣り」。殺生禁断の池で人目を盗み、鯉釣りをする七兵衛と与太郎が役人を煙に巻き、いかにかいくぐったかを痛快に描いたものです。
中入りには生涯学習委員長の小木曽さんによる色紙の抽選会。幸運な10人のみなさんは満面の笑顔で色紙を受け取りました。
トリは三朝師匠による、滑稽噺の「粗忽の釘」。大工としての腕は立つが、どこか間抜けな亭主がうっかり壁に釘を刺し、隣の壁まで貫通させたことから巻き起った騒動の話です。
聞く者を惹きつけてやまない、軽妙な噺ぶりに会場は終始笑いが絶えませんでした。