10月2日(日)、清見町内にて令和4年度の高山市総合防災訓練を行いました。
福寄地区では福寄会館にて実施。福寄町内会(福寄自主防災組織)など計58人が参加しました。
福寄地区は過去に平成16年の台風23号と、平成26年の豪雨に見舞われ、河渡橋が流されるなどの甚大な被害を受けました。
防災訓練では、避難訓練・避難所開設訓練などを行ったのち、「災害図上訓練」を行いました。
「災害図上訓練」は4つの班に分かれ、ミーティング形式で行いました。机に拡大した住宅地図を広げ、色ペンやシールを用い、地域の「人的・物的防災資源」や過去に被災した場所、予想される災害などを書き込んでいきます。そして避難方法、自宅で避難する人への連絡体制、配慮の必要な人への支援方法などを話し合いました。
その後、昨年度に福寄会館に設置されたAEDを使った救急講習を行いました。
7月17日(日)、文化財委員・町内会のみなさんによる、市の天然記念物に指定されている、小鳥峠の水芭蕉及び楢谷の竜馬石周辺の草刈り作業を行いました。
「清見の宝」の景観は地域のみなさんの手によって守られています。
ご協力ありがとうございました。
5月16日(月)、きよみ館大会議室にて、防災講演会を開催しました。
講演に先がけ、清見地域で過去20年間に発生した、災害状況の映像を視聴し、私達が忘れかけている災害の恐ろしさと防災の必要性を再認識しました。
その後、名古屋を拠点とする認定NPO法人レスキューストックヤード 代表理事をつとめる、栗田暢之(くりた·のぶゆき)さんの講演が始まりました。
栗田さんは1995年1月の阪神淡路大震災発生時の被災者支援にあたったことを契機とし、全国50件以上の災害現場へと出向き、被災者の支援活動を行う一方、講演や防災イベントなど、災害に強いまちづくりや人づくりの各種事業にも数多く携わっておられます。
近年、日本各地では風水害が相次ぎ、清見地域においても、再度豪雨災害に見舞われる可能性に加え、南海トラフ地震や高山・大原断層帯の存在など地震災害の危険性が高まっています。
自宅での家具類の転倒・落下・移動対策などの備えや、災害時の対応について家族や友人・知人と日頃から話し合っておくこと、情報を得るのに困難な人への共有など、地域の人々相互の連携が不可欠だとのお話から、改めて自主防災組織の体制強化を図ることが重要であると感じました。
4月24日(日)、小鳥峠頂上付近にある、市の天然記念物指定の水芭蕉群生地にて、文化財委員および町内会の皆さんは獣害対策の電柵設置作業を実施しました。
群生地にはゴミが放置されていたので周辺の清掃作業も併せて行いました。
面積約4ヘクタールの群生地に電柵をはりめぐらせました。