11月5日(木)、きよみ館にて、講師に防災・減災啓発がご専門の岐阜大学 特任准教授・村岡治道先生をお迎えし、「災害別の避難方法と避難生活・避難所について」という演題の講演会を行いました。
村岡先生は、大地震発生時における備えや対策、大雨における洪水や土砂災害が起こった際の避難方法などを、凄惨な災害の記録映像などを交え、専門家ならではの多角的な視点で、実践的に裏付けられた貴重なお話をしてくださいました。
先生は防災・減災を行うにあたり、地域に即した「自助」(一人一人が自身の安全を守ること)と周囲の人々と共に助け合う「共助」が重要だとおっしゃっていました。
清見町は災害、主に水害の多い地域です。また町内には活断層「高山・大原断層帯」が縦断、南海トラフ大地震が発生する際には、甚大な被害を受けると言われています。
命、そして大切なものを守るため、今一度、あなたの「生活の場」を見直してみませんか。
7月19日(日)、文化財委員·町内会のみなさんによる、小鳥峠の水芭蕉及び楢谷の竜馬石(いずれも高山市天然記念物に指定)周辺の草刈り作業を行いました。
清見の宝の景観は地域の皆さんのたゆまぬ努力によって守られています。
みなさん、ご協力ありがとうございました
各町内会から提出された、令和2年度の情報提供書(要望書)の内容や状況を確認するため、5月14日(木)、まち協役員及び市職員が清見町全域を周り、現地調査を実施しました。
今回の要望は、全体で113件あり、市道・林道・農業用排水など市への要望が80件と県への要望が33件となっております。
清見町では「住みやすく、笑顔でみんながいきいきと暮らせるまち」をめざし、各地域が抱えている問題を早急に解決すべく対処していきます。
井口直樹さんを会長としてスタートした令和2年度連合町内会。今年度も町内会とまち協が連携し、安全で、安心して暮らせる地域づくりを目指していきます。 昨年度に引き続き、井口直樹さんを会長としてスタートした連合町内会。今年度も町内会とまち協が連携し、安全で、安心して暮らせる地域づくりを目指していきます。
2月7日(金)、きよみ館にて第2回 防災対応促進委員会を開催しました。
各町内会の自主防災組織隊長をはじめ、連携団体の代表など24名が出席し、今年度の評価・反省及び来年度の計画について話し合いました。
今年度は、無線機や発電機などの防災機器の配備、各町内会の自主防災組織の見直し、訓練の実施などを行ってきました。住民の災害に対する意識が高まっている中で、女性の参加や、要支援者を含めた避難訓練、子どもの避難対策など、今後取り組んでいかなければならないことも明らかになりました。
来年度は、全ての避難所に無線機を配備すると共に、必要とする資機材の検討を行うこと、実動的な自主防災組織にするために更に見直しを図っていくこと、そして学校や団体など地域と連携した訓練を行っていくこと等を皆さんで確認しました。
昨年発生した台風15号・19号は、未曾有の暴風雨により日本列島に甚大な被害をもたらしました。
藤瀬町内会では、このような今後起こり得る災害に備え、地区の自主防災組織の見直しを行いました。
11月10日(日)、町内会長の木戸秀行さんと自主防災隊長の岩田幸司さんの呼びかけで、避難場所の一つに指定されている藤瀬研修センターにて「第1回 藤瀬自主防災訓練」を実施しました。
今回の訓練は住民同士が協力・連携し、災害から「自分たちの地域は自分たちで守る」ため、活動することを目的としています。
訓練は「安否確認訓練」「避難訓練」「救護訓練」「炊出し訓練」の4つ。
居住地をもとにした4班18組に分かれ、避難訓練では班長の指示に従い組ごとで移動、救護訓練では動けない人を運ぶことを想定し応急担架を用いるなど、とても実践的なものでした。
訓練終了後は、助言者の方々より講評及び今後の訓練の実施に活かせる貴重な意見をいただきました。
訓練に参加した皆さんからは「実際に起こった時を想定した訓練で非常にためになりました」という感想や「高齢者の避難方法も考えてほしい」という要望が寄せられました。
避難住民の受付の様子(画像提供:藤瀬町内会)
防災の日の9月1日(日)、高山市総合防災訓練が実施されました。
今年度の会場は牧ヶ洞地区。牧ヶ洞地区は地域が広く、一箇所での訓練は困難であるため、牧ヶ洞町内会の各班で一時避難所としている公民館等(6箇所)で行う訓練となりました。
午前8時、「緊急地震速報」が屋外防災行政無線・防災ラジオ・安全安心メールにて一斉に流されました。
20分後の避難勧告の発令を合図に、地域の皆さんは各班の一時避難所に続々と集まりました。
「避難の声かけ、安全の確認」をキャッチフレーズとした避難訓練、安否確認、受付訓練を行ったあと、まち協が貸与した防災備品の使い方の訓練や、非常食を用いた炊き出し訓練などを体験しました。
また、防災研修では、DIG(災害図上訓練)を行いました。各班の区域の住宅地図をもとに、避難経路や危険箇所、要援護者の支援等について確認しました。皆さん、真剣に話し合いをされていました。
災害はいつ何時、起こるかわかりません。いざという時にスムーズに動けるように、日頃からの訓練を積み重ねることが大切です。
8月9日(金)、きよみ館大会議室にて防災講演会を開催しました。「機能する自主防災組織づくりと避難所の開設と運営」について、高山市民防災研究会の事務局長、岩茸伸一さんにお話をして頂きました。
また、実働的な自主防災組織づくりの参考として、藤瀬町内会と自治会池本区の自主防災組織の発表も行いました。70人の参加者の皆さんは、一つ一つ真剣に耳を傾けて聞いてみえました。
パネルディスカッションでは、岩茸事務局長、木戸秀行藤瀬町内会長、南裕之池本地区自主防隊長、谷口美土里防災士、土田靖消防士の5名をパネラーに迎え、まち協会長中村直人の司会で話し合いが進められました。
その中で風水害と地震の避難の仕方の違い、危険区域の把握、日頃からの住民の絆の大切さなど、活発な意見交流が行われました。
岩茸事務局長より防災についてのためになる話を伺いました
町民の命を守るにはどうしたらいいか。まずそれぞれの地区の現状に合った計画を立てることの大切さを皆さんで確認しました。
7月26日(金)、清見支所会議室にて、防災機器の引渡し式を行いました。
各地区の町内会長·自主防災組織隊長が出席し、取扱い業者のみなさんより各機器の取り扱いの説明を受けました。
これで全ての町内会へ防災機器が行き渡り、起こり得る災害に備えることが出来ます。
7月14日(日)、文化財委員·町内会より28人の協力を得て、高山市の天然記念物に指定されている、小鳥峠の水芭蕉及び楢谷の竜馬石周辺の草刈り作業を行いました。
地域の宝の景観は、こうした地域の皆さんの献身的な活動によって守られています。
皆さん、ご協力ありがとうございました。
小鳥峠での草刈り作業
周辺の草を刈って綺麗になった竜馬石付近