2月4日(火)、三日町ふるさと会館にて、高齢者教室を開催しました。寒波到来の中、町内各地から43人が参加しました。
開会の前には大原騒動の義民及び長寿会会員物故者のみなさんへ黙とうを捧げました。
また、清見駐在所の杉山警部補に来ていただき、身近に起きている特殊詐欺の手口やその対策、夜間の外出における交通事故防止についてお話を聞きました。
高齢者教室の出前講座は2コマ構成で行いました。
まず、昨年度も講演してくださった、社会福祉協議会地域福祉課長の中川淳一さんが、今回は「噺家・丸遊」に扮し、落語「ちりとてちん」と「初天神」を上演しました。
10代のころから落語に打ち込んできたという丸遊さん。福祉の視点を交えながらユーモアあふれる話術で、会場は温かい笑顔に包まれました。
続いて、一念寺(三ツ谷)の住職 藤守博さんによる「もくば~ず」のミニコンサートです。青春時代のほとんどを音楽とともに過ごしたという藤守住職の味わい深い歌声に加え、自ら演奏するギターやハーモニカ、そして抜群のコンビネーションで盛り上げるキーボード演奏が会場に響きます。
「涙そうそう」「早春賦」「リンゴの唄」「すべての人の心に花を」など名曲の数々を、参加者のみなさんも一緒に歌いました。
曲の合間の温かい語りもまた胸を打ち、演奏者と会場が音楽で心を一つにした忘れられないひとときとなりました。
全てのプログラムが終了した後、懇親会を開きました。みなさんはともに飲食をし、語り合い、親交を深めました。