5月16日(月)、きよみ館大会議室にて、防災講演会を開催しました。
講演に先がけ、清見地域で過去20年間に発生した、災害状況の映像を視聴し、私達が忘れかけている災害の恐ろしさと防災の必要性を再認識しました。
その後、名古屋を拠点とする認定NPO法人レスキューストックヤード 代表理事をつとめる、栗田暢之(くりた·のぶゆき)さんの講演が始まりました。
栗田さんは1995年1月の阪神淡路大震災発生時の被災者支援にあたったことを契機とし、全国50件以上の災害現場へと出向き、被災者の支援活動を行う一方、講演や防災イベントなど、災害に強いまちづくりや人づくりの各種事業にも数多く携わっておられます。
近年、日本各地では風水害が相次ぎ、清見地域においても、再度豪雨災害に見舞われる可能性に加え、南海トラフ地震や高山・大原断層帯の存在など地震災害の危険性が高まっています。
自宅での家具類の転倒・落下・移動対策などの備えや、災害時の対応について家族や友人・知人と日頃から話し合っておくこと、情報を得るのに困難な人への共有など、地域の人々相互の連携が不可欠だとのお話から、改めて自主防災組織の体制強化を図ることが重要であると感じました。